入門・消費者行動論
髙橋 郁夫 (著), 高嶋 克義 (著)
消費者行動論の全体像を理解できる入門テキスト。基本的理論やモデルをていねいに解説したうえで相互に関連付け,マーケティング実践へとつなげます。サービス経済化とコト消費,オンラインでの購買,サステナブルな消費など,現代の重要トピックを理論からしっかり押さえ,学生はもちろん,消費者行動論やマーケティングに興味のある人,さらには企業や行政機関で消費者行動の調査・分析を行う人にもおすすめの一冊。
まんがでわかるだましの手口 悪質商法4コマ事例集
佐藤正明[その他]堺次夫[解説]
悪質商法を題材に、新聞紙上で 27 年間連載が続く人気4コマまんが 『生活ヒヤリ劇場』が、初めて本になりました。
口八丁手八丁の〝詐欺師〞と、だまされまいと奮闘する消費者のやりとりをコミカル に描くのは、2020年日本漫画家協会賞の大賞を受賞した佐藤正明さん。各まんが には手口の詳細と対策を説明する記事を添え、クスリと笑いつつ気を引き締めていた だける内容です。 書籍化にあたり、半世紀にわたって消費者問題を追及し、マルチ商法の規制強化にも 関わった堺次夫さんに特別解説をお願いしました。時代を経ても変わらない悪質商法 の本質や、だまされてしまう消費者心理を読み解きます。
日本の消費者政策―公正で健全な市場をめざして―
樋口一清・井内正敏[編著]
本書は,我が国経済社会のデジタル化,少子高齢化,グローバル化の進展の下で,ますます複雑化し多様化する消費者問題に対し,いかなる政策対応が図られ,また,いかなる課題が残されているかについて論じたものである。
行政の場で消費者政策の立案や推進に深く携わった経験のある実務家や研究者によって,消費者政策について総合的に論じられた基本書は,本書が消費者庁発足後,初のものと考えている。(はじめにより)
消費経済学入門
樋口一清[著]
企業と消費者の関係や市場経済システムそのものの変化といった大きな潮流の中で、消費者の視点から市場や企業について捉え直し、新しい消費経済学のあり方をデッサンする。
消費者教育の未来: 分断を乗り越える実践コミュニティの可能性
柿野 成美 [著]
2012年の消費者教育推進法制定以降,日本でも消費者市民社会の構築にむけて,推進主体たる地方自治体が大きな政策転換を迫られている。従来,人々が消費者教育を受ける権利を阻害してきた教育行政/消費者行政の縦割りによる弊害を指摘し,むしろ現場に身を置く非公式な人々の多重成員性によるつながりこそが教育実践の成功要因になりうることを実証する。国連SDGs(持続可能な開発目標)にも寄与しうる画期的研究。
日本の消費者問題
樋口 一清、井内 正敏 [著]
消費者のみならず幅広い関係者の連携・協力が不可欠であり、また世代や国境を越えた広がりが求められる消費者問題。その解決に取り組む、様々な立場からの報告をまとめる。
消費者の歴史 江戸から現代まで
田村正紀 [著]
消費者はどのように誕生し社会的に普及したのか。それに伴い消費社会はどう生成、発展し、揺らぎ始めたか。その変動過程を展望する初めての通史。
消費者の権利 新版
正田 彬 [著]
食品の偽装表示,悪質な訪問販売,ネット取引でのトラブル…….市場主義やグローバル化が進展するなか,消費生活の安全をどう確立すべきか.消費者の権利を「経済社会の基本的原則」と位置づけ,その仕組みをわかりやすく解説.消費者庁をはじめ行政,消費者自身に何ができるかを考える.1972年に刊行された旧版を全面改訂.